大型洋上風車模型

 写真は風車の鉢植えというわけではなく、NPO 長崎海洋産業クラスター形成推進協議会 海洋海洋アカデミー様に教育用SEP船模型セットの一部として3基納品させていただいたモノパイル型洋上風車の1/350模型です.実際の施工状態を真似て砂地にパイルを建てて組み立てた例となります.10MW超の現時点で最大クラスに近い洋上風力発電用の風車ですので、1/350サイズとはいえ組み立てると直径が50㎝程度の迫力のある大型模型となります.


教育用模型として設計されていますので部品は実際の洋上工事の手順に沿って組み立てられるように分割され、マグネットでワンタッチで組み立て可能で、さらにブレード取付時に取り付け面を水平方向に向けるためのロック機構なども備えています.


ブレードには適切なねじりが与えられており、ハブの回転軸にはベアリングが挿入してありますので風を扇風機などで当てると回転します.ブレードピッチ角は段階的にお好きな角度に変更して取り付けられる構造になっていますので、フェザリング状態などの再現も可能です.